こんにちは、Caffeineです。
今回ご紹介するのはSteamで遊べるフリーゲーム「UNDEFEATED」です!
タイトル | UNDEFEATED |
ジャンル | 3D/ACT/ヒーロー/TPS/フライト/シングル |
開発元 | UNDEFEATED Games |
価格 | 無料(フリー) |
リリース日 | 2019年8月2日 |
言語 | 日本語・英語 |
クリア所要時間 | 5分程度 |
完全クリア時間 | 30分程度 |
プラットフォーム | PC(Windows) |
操作方法 | キーボード・マウス(部分的コントローラーサポート) |
難易度 | 低(22/100)★★☆☆☆☆☆☆☆☆ |
インストール | 必須 |
ファイル容量 | 約2.22GB |
実績 | なし |
基 – Basic
まずこの「UNDEFEATED」について、基礎的な情報をまとめていきましょう。
基本情報
公式のゲーム説明文やスペック表など、ゲーム本編とは別の情報から参照していきましょう。
説明文
Steamのストアページには以下の説明文が掲載されています。
Twitterで話題になったあのヒーローゲームの完成版がSteamに登場
スーパーパワーを駆使し街を守るヒーローになりたいと思ったことはないだろうか
このゲームはそんな⼈の夢を叶えることができるぞ・街で起こる事件を解決
⾃由に空を⾶び、事件が発⽣したら颯爽と駆けつけ、圧倒的なパワーを使い事件を解決
このゲームではそんなヒーロー体験ができるぞ・⼰の限界に挑むチャレンジクエスト
制限時間内に全てのオブジェクトを破壊するデストラクション
制限時間内にリングをくぐりゴールするフライト
この2つにチャレンジしヒーローとしての能⼒を上げよう・ど迫⼒のボスバトル
ボスとの戦闘は超⾼速の空中戦だ
街を狙って攻撃してくるボスに対して、街を守りながら戦うプレイヤーの姿はまさにヒーローだ
開発元
開発元は、Steam上では「UNDEFEATED Games」と表記されています。また説明文には以下の文言も掲載されています。
・実は学⽣作品
バンタンゲームアカデミー⼤阪校の⽣徒3⼈が制作バンタンゲームアカデミーは日本で最も歴史あるゲームクリエイター育成スクールです。バンタンゲームアカデミーは日本で最も歴史あるゲームクリエイター育成スクールです。毎年、ゲーム・アニメ・マンガ・声優の業界へ多数の人材を輩出しています。
学校サイトはこちら
https://www.vantan-game.com/index.php?sc_vmi=VGAHPstm19080100000323
この説明文にあるように、本作は学生作品として発表されたものです。どうやら公式サイトのようなものはないようですが、Twitterでは公式アカウントが存在します。
またこのアカウントから、3人のメンバーのアカウントにアクセスすることもできます。
インストール&容量
本作はSteamのゲームですので、インストールは必須となります。しかしフリーゲームですので、支払いを行わずにプレイすることができます。
また容量は、約2.22GB(2221MB)となっています。しっかりストレージ周りに余裕を築いているPCであれば負担は少ないのですが、空き容量が少なく他のファイルを削除してHDDなどを運用している場合などは少し厄介な容量かもしれません。
ただ本作はいつでも短く遊べるタイプのゲームですので、インストールしておけば気軽に遊ぶことができるようになるでしょう。
システム要件
「UNDEFEATED」のプラットフォームは、PCのWindowsのみです。
64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です | |
OS | Windows7 / 8 / 10 (64bit) |
プロセッサー | Intel Core i5 以上 |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTX 760 以上 |
ストレージ | 3 GB 利用可能 |
64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です | |
DirectX | Version 10 |
主な項目は、CPU(プロセッサー)がi5以上、グラフィックボード(グラフィック)がGTX 760以上となっています。スペック表としてはかなり曖昧ではありますが、おおよそゲームを遊ぶためにPCを構築していれば、この要求を超えることは難しくありません。
また「UNDEFEATED」はフリーゲームですので、ためしにインストールして起動してみて、プレイできるかどうかを試してみるのも悪くはないでしょう。
ゲーム概要
ではゲーム本編の概要へ移りましょう。
ジャンル
「UNDEFEATED」は3DのTPS視点アクションゲーム(ACT)です。
公式で「ヒーローゲーム」と称されているように、人を苦しめる敵を倒して、火災に遭ったり瓦礫の下敷きになったりしている人を助けるヒーローになりきるゲームです。
以前からTwitterなどで注目されていた作品で、左クリックを連打するだけで瞬間移動しながら敵を次々と倒すコンボをしたり、ジェットパックのような道具を使わずに生身のまま滑空する爽快なアクションをしたりできる独特なゲームです。
映像を見れば大体の概要はわかりますが、簡単にいうと「ドラゴンボールのように空を飛びながら敵を肉弾戦・遠隔攻撃で倒すアクション」や「糸を使わずに空を飛べるスパイダーマン」のようなものだといえばわかりやすいでしょうか。
システムがほぼ完全にできあがっていて、短く手軽にプレイできるスタイルのゲームながら、爽快なアクションを求めている人には満足度が高い作品かもしれません。
ドラゴンボールが好きなら、
ニュアンスはちょっと違いますが
このゲームは好きになれるんじゃ
ないでしょうか。
男性っぽいゲームだよね。
もちろん女性でも
楽しめるだろうけど。
GTAやモータルコンバットなど
破滅的なゲームが目立つなか
本作はとても「順当なゲーム」
なのかもしれませんね。
世界観
本作「UNDEFEATED」は小さな街を走り回り飛び回りながら、敵を倒し困っている人を探して対処することが目的となります。
ストーリーはほとんどなく、ランダムで発生するイベントを解決したり、制限時間内に既定のオブジェクトを破壊する「ディストラクションチャレンジ」や既定のルートにあるリングを飛びながらくぐっていく「フライトチャレンジ」をプレイしたりすることになります。
戦う敵や助ける人が存在しますし、街を歩く一般人もいるのですが、会話イベントなどはありません。また空を飛び続けていると意外と街のマップが広くないことにも気づくでしょう。
全体的に「ゲーム用にしつらえられた街」という印象で、良くも悪くも「ゲーム然」としている作品です。
グラフィック&音楽
グラフィックは3Dで描かれており、学生作品ということもあり「最新鋭」というほどキレイだというわけではありませんが、一般発売される3Dゲームと比べても遜色のないものとなっています。主人公はサングラスをかけているがたいのいい男性で、「シリアスサム」シリーズの主人公を髣髴とさせるような印象があります。しかしTPS視点でほぼ常に主人公の背後にカメラがある状態なので、あまり表情などがアップになることはありません。
マップ内のビルや地面などのオブジェクトは激しく着地するなどするとヒビが入る演出が発生します。しかし基本的にそうしたオブジェクトを破壊することにはならず、破壊できるものとなると、どうやら「ディストラクションチャレンジ」などで生成される特定のオブジェクトくらいのようです。
また一般人NPCを攻撃することはできないようですし、助けたNPCは手を振るなど感謝を表した後にデスポーンする(消える)などシンプルな挙動をします。
音楽は、全体的にゲームの雰囲気とマッチしていて違和感がありません。
通常時は荘厳でヒーローの偉大さを物語るような迫力のあるBGMですし、ボスとの対戦時には緊張感のある曲に変わります。またディストラクションチャレンジやフライトチャレンジではスピード感のある楽曲が使用されています。
操作方法
操作はマウスとキーボードで行います。マウスで視点移動を行い、WASDで移動、左Shiftキーでダッシュの切り替えを行うことができます。救出などのアクションは近づいてFキーで実行でき、左クリックで肉弾攻撃、右クリックで遠距離攻撃をすることができます。
スペースキーを押すとジャンプし、ジャンプ中にもう一度押すことで空中浮遊ができます。
このときも左Shiftで高速移動ができます。マウスの視点移動で左右旋回や上昇下降も操作できますが、Eキーで上昇、Qキーで下降することもできます。浮遊中に再度スペースキーを押すと浮遊を中止して落下することになり、浮遊中に左クリックをすると「スーパーヒーロー着地」として激しく着地して敵にダメージを与えることができます。
この「UNDEFEATED」のアクションでやや特殊なのは、やはり空中での移動でしょう。
フライトチャレンジなどを行うと思うように動かすことが意外と難しいことに気づくことになるかもしれませんが、楽しんで滑空する分には多少下手なところがあっても気ままに空を飛ぶことができます。
「スーパーヒーロー着地」や遠距離攻撃など演出上のエフェクトが激しいものがありますが、ヒーローものとして一般人を誤って攻撃してしまうおそれがないため、思う存分暴れてしまって構いません。
システム
本作「UNDEFEATED」のゲームシステムは、まずスタイリッシュな動作を手軽に行うことができる「アクション」の要素に、ヒーローとしての「敵を倒す」「人を助ける」といった要素がつけたされたシステムとなっています。そのためヒーローとして悪を屠り人を助ける行いを無視して、手軽でスタイリッシュなアクションに没頭することもできるでしょう。
またストーリーがほとんどなく自由に遊べるため、まとめて何時間もプレイし続けるゲームというより、インストールしたままにしておいて気が向いたら30分ほどプレイするタイプのゲームといえるかもしれません。
所要時間
「UNDEFEATED」の目的は、テーマ上は「ヒーローになること」でしょう。
街のなかではランダムで敵が登場したり火災などが発生したりするため、それに対処していくことでヒーローになることが表現されているのでしょう。
しかしもっと根本的なものとして、「空を飛んで街を走り回る爽快なアクションを楽しむ」ということ自体が目的であるともいえます。つまりゲームを起動して飛び回って走り回るだけで楽しくなれば、それだけでいいのです。
そうした面を考えると、本作のクリアにかかる時間は「満足したらそれでクリア」といえるくらい自由なものです。ストーリーがないこともあって、0分とも5分とも10分ともいえますし、何時間プレイしても飽き足りなければ10時間とも100時間ともいえます。
このエントリではそのような「満足度」でクリアにかかる所要時間を考慮するのであれば、「短い時間で満足できる」という点をより強く評価するため、通常での所要時間は「5分」と設定しました。これは0分ではあまりに非現実的あるという観点も含まれています。
そして完全クリアは「満足したら」ではなく、「一通りゲームシステムをプレイする」という点に寄せて、チュートリアルを終わらせてボスと戦い、またディストラクションチャレンジやフライトチャレンジなどをたとえ簡単なものでもたった一度でもクリアする、といったような「『UNDEFEATED』というゲーム全体を一度味わう」というものだと解して、それにかかるおおよその時間として「30分」程度だと設定しました。
難易度
上の「所要時間」でも述べたように、本作「UNDEFEATED」のクリアに関する基準はかなり曖昧です。そしてそれに応じて難易度についても曖昧にならざるをえません。
本作の「チャレンジ」といったテクニックを計る要素ではいくつかの難易度があるため、それをすべてクリアするのにはある程度の練習と時間が必要になるでしょう。しかしそれは必須とはいえません。
本作の遊ぶスタイルとして、「ただ飛び回る」という非常に基礎的なものからより究極的な「すべての要素をクリアして完全に飽き切るまでプレイし続ける」という自分に挑戦するようなものまで広く考えることができます。しかしそれはどちらも極論に近く、一般的なゲーマーの方への指標としてはあまり役に立たないものといえるでしょう。
そのためここではやはり「一通りゲームシステムをプレイする」という観点を採択し、それを実現するためのテクニックを身につける難易度について考え、特に訓練が必要ないものと想定されるため、22点(100点中)としました。
うおおおおおおおおお!!!
あっちいいいいいいい!!!
?!
どうしたんですかシロート!
寒くねえかあ! 貴様らあ!!
いや、寒くはありませんけど……。
むしろシロートの発狂が
じゃっかんお寒いけど。
スピキュール!!!
ああそれは違うゲームです!
次のエントリ
次回のエントリでは、実際にプレイしてみた印象である「プレイ感」と、客観的なオススメとイマイチを合わせて述べていきます。
骨まで焦がしてやるぜええ!!!