ヤギVSヤギの激しい銃撃戦! 「GOAT OF DUTY」

1ツイゲームレビュー
ヤギを操作する海外製FPS視点PvPゲーム 「GOAT OF DUTY」の紹介記事です。

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タイトルGOAT OF DUTY
開発元34BigThings srl
オススメ度S<オススメ>:★★★(週間でのオススメ)
リリース日2019/07/11
価格\1,180
次元3D(3次元)
ジャンルFPS(スポーツ系)/PvP
特徴ヤギ/対戦/ギャグゲー/オンラインゲーム
視点FPS視点
グラフィックリアル系3D
操作方法マウス&キーボード
言語日本語/英語/その他
インストール必要
ファイル容量3.26GB(2020/03/24時点)

ツイート

ツイートより概要を読みたい方は、こちらで飛ばせます。

補足

概要

「GOAT OF DUTY」は、海外製のFPS視点PvP(対人)ゲームです。名前に偽りなく、GOAT(ヤギ)となって敵のヤギと戦います。

PvP慣れしているゲーマーの方にとっては、キャラクタが人であるかヤギであるかくらいの違いだと認識して差し支えありません。そうでない方なら、とにかくヤギが銃やロケットランチャーで撃ち合いながらワチャワチャするオンラインの対人戦ゲームだと解釈していただけると話が早くなります。

本作においてキャラが人ではなくヤギであるためにシステムが変わっているのは、通常ではダッシュ・スプリントが割り当てられるSHIFTキーで「突撃」系の体当たりができることです。これは攻撃として役立つのですが、デメリットとして「逃げるときにはやや使い勝手が悪い」という特徴もあります。

またリロードの概念がないFPSで、通常リロードが割り当てられるRキーで「仮死状態」になれます。これはいわば敵を騙すためのシステムです。おもしろい機能ですが、巧い人を相手にするときなどあまり効果がない場面もあるかもしれません。

無料化

本作をレビューするきっかけとなったのは、COVID-19対策として期間限定で無料になったからです。日本でも休校要請以降、アーティストのライブ映像やマンガ、一般書籍など期間限定で無料公開されているものはありました。ゲームで大きく取り沙汰されたのは、本作が初めてかもしれません。

オンラインゲームメディア「Automaton」では、本作の無料配布は単なるウィルス対策ではなく、プレイヤーの確保という理由もあるのではないかという推測が掲載されています。

ヤギたちが戦う銃撃対戦FPS『GOAT OF DUTY』Steamにて期間限定で無料配布中。新型コロナウイルス……だけが理由ではないかも | AUTOMATON
パブリッシャーのRaiser Gamesは3月18日、Steamにて『GOAT OF DUTY』の無料配布を開始した。配布期間は日本時間2020年4月1日 2時まで。配布の意図はパブリッシャーがコメントした理由だけではないかもしれない。

ハッキリいってプレイヤーにはあまり関係のないことです。プレイヤーの心情としては、「楽しいゲームが無料で遊べるなら遊ぶ」というのが実情でしょう。

オンラインゲームにとって「プレイヤー人口」を確保する、もしくは増やすというのが永遠のテーマです。プレイする人がいなければオンラインでする意味がなくなるからです。そのため「無料配布で人が集まる」のならば、他のゲームもマネをすればいいのです。

私も本作が無料配布されたと知ったときに、真っ先にそう思いました。しかし結局のところ、「無料にするかしないか」という企業の決断と、「無料だからプレイするかしないか」というプレイヤーの決断の問題でしかありません。無料の裏にプレイヤーの確保の画策があってもなくても、プレイヤーには関係ありません。おもしろいものをプレイするだけだからです。

私はこうした無料配布を支持します。もちろん無料配布によって利益が減るなどデメリット・リスクが大きいのであれば、しないほうがいいのでしょう。そこは経営陣の判断であり、策略が失敗してもプレイヤーの責任ではありません。

オススメ度

「GOAT OF DUTY」のオススメ度は、Sランクです。Sランクは★が3つ(★★★)で、毎週の「#1ツイゲームレビュー」まとめ記事にて週間の「オススメ」作品としてピックアップできるくらいのオススメ度です。

本作がSランクである理由は、ヤギをキャラクタにした単なるギャグゲーではなく、FPSのPvPゲームとしてしっかり遊べるレベルに磨かれているからです。

無料配布されたという事実がなくとも、本作はSランクとしてオススメできます。

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