概要
「Leech Man」は、海外製のホラーADVです。「Leech Man(ヒル男)」のタイトル通り、主人公の歩いた跡にはヒルが登場するという不気味な作品です。
珍しいことに、このゲームはストーリーといったストーリーがなく、ゲーム性といったゲーム性もありません。誰かもわからない主人公を操作しながら奇妙な場所を探索していき、不気味な展開を味わっていく奇妙なゲームです。
基本的に「主人公が誰なのか」「なぜ奇妙な場所にいるのか」「登場する血の池のようなものはなんなのか」「エンディングはなにを意味するのか」など様々な疑問に対して、答えがほとんどわからない作品となっています。
ただなにをどうやって進めてイイのかわからない状態で、たまたま行き着いた血のように赤い池を調べようとしたら、いきなり主人公が喉を鳴らしながらそれを飲み始めたときの気味悪さを楽しめる人なら、このゲームを体験しても損だとは感じないかもしれません。
itch.ioでの説明文に「abstract(抽象的)」というタグがつけられているので、そもそもすべてを理解できるようなゲームとして作りたかったワケではないのかもしれません。
そのため「ひとつの物語」としてゲームを捉えるより、作者がなんとなく作りたかったもの、習作としてざっくりしあげたものと踏まえて、あえて伝わらなくても構わないという気概で作られた作品を、結果的に雰囲気やテイストだけでも楽しめられるようなゲームであれば遊んでみたい、と考えられる心の広い方に向いた作品なのかもしれません。
操作はキーボードだけで行います。通常FPS視点のゲームではマウスで視点操作をしていきますが、このゲームでは古い3DゲームのようにAで左旋回、Dで右旋回をするという操作をしていきます。
もともとはゲーム制作のジャムイベントに際して作られた作品だそうですが、問題があって間に合わなかったため、バグを修正した上で完成品として投稿したそうです。
オススメ度
「Leech Man」のオススメ度は、Bランクです。Bランクは★が1つで、通常の「#1ツイゲームレビューα」と同程度のオススメ度を示します。
このゲームがBランクなのは、なんだかんだいっても結局 地味だからです。ストーリーもゲーム性も際立ったものがないので、プレイした人のなかには「なんだコレ」「時間の無駄だった」と感じる方もいないとはいいきれません。
そのため、たとえ地味だったとしてもどこか1つでも興味深い点があったらプレイしてよかった、と感じられる人に向いた作品でしょう。
ゲームの情報
タイトル | Leech Man |
開発 | Tesseron |
オススメ度 | B<OK>:★(#1ツイゲームレビューα) |
リリース日 | 2020/04/17 |
価格 | 無料 |
次元 | 3D(3次元) |
ジャンル | ホラーADV |
特徴 | ウォーキング/ヒル/虫/抽象的/雰囲気/シングル/Unreal Engine/ショート |
視点 | FPS視点 |
グラフィック | ローポリゴン3D |
操作方法 | キーボード |
言語 | 英語 |
インストール | 不要 |
ファイル容量 | 148MB<アーカイブ> / 233MB<解凍後> |
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【#1ツイゲームレビューα】「Leech Man」
無料でDLできます↓https://t.co/qDlfKJgDnp
直訳すると「ヒル男」。
気味悪いことにヒルが登場します😨しかも主人公が血の泉みたいなのを
飲んだりしてるのでなお気味悪い😱暗い闇を進んでいけば
真実はわかるのだろうか系ホラーゲーム。#無料ゲーム pic.twitter.com/eleUt7wNC0— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) May 10, 2020
補足
本当にフシギなゲーム。
血のように赤い噴水を調べたら
いきなり飲み出したときの
気持ち悪さったらありゃしない😅しかも歩いた後には
足元にヒルが登場するという
謎のゲームです。— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) May 10, 2020
海外作品ですが
道中ではほとんど英語が出てきません。
ラストにちょっと出るくらい。この気持ち悪さは
体験してみないとわからないかも😅なにかを飲むSEって
こんなに気持ち悪くなるんだ……😨
という印象を感じられるかも!ちょっと玄人向け?😅
— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) May 10, 2020