このゲームに一言キャッチフレーズをつけるとしたら?
概要
「TRAIN 113」は、海外製のホラーADVゲームです。電車のなかで謎の女性に突然襲いかかられる作品です。
電車のなかでホラーを……
「TRAIN 113」では、タイトルの通り「電車」でホラー体験をしていきます。ストーリーはほとんどないようで、ゲームをプレイする限りでは「なぜか主人公は電車のなかにいて謎の女性にワケもわからず襲われる」という展開になっています。
ホラー度は中程度
ホラーとしては引くほど怖いワケではないものの、映像のリアルさがあいまってか気持ち悪さがしっかり感じられます。人影もないので、孤独感もあいまって「マジなんなんだよコノ電車……」と感じることでしょう。
怖い女性
いちおう登場する幽霊なのか妖怪なのかわかりませんが、英語で「She(彼女)」と表現されているので、女性らしいことがわかります。動画を見ていただけるとわかるかと思いますが、ヒト型の存在だと思われるもののあきらかに人間を超えた身体能力をもっていて、天井にはりつくなどして異様な襲い方をしてきます。
ただ現状では、この女性と電車の関係性がまったくわからないので、「電車系のホラゲー」と見なすか「怖い女性のホラゲー」と見なすか曖昧になってしまっているところもあるといえます。
またストーリー性もあまりないので、「なぜ主人公が電車のなかにいたのか?」「その『彼女』とは何者か?」「その電車はなんなのか?」といった疑問は、特に晴れることなくクリア扱いとなります。
闇が深い
海外のゲームにも光の扱いが上手な作品が多く、このゲームでもとても闇が多くなっています。特に「急に暗くなる」という演出が多用されているので、闇が苦手な人にとっては「ヒエッ」となること請け合いです。
敵である女性もかなり闇に溶け込んでいます。明確な姿がほとんど見えないので、「姿が見えないので中途半端なイメージ」だと捉えるか、「姿が見えないからこそ怖い」と感じられるかで、人によってゲーム自体の評価が変わるかもしれません。
ゲームとしては「歩く」系
またゲームとしては、シンプルなウォーキングシミュレーター系のシステムです。噛み砕いていうと、「歩くだけのゲーム」です。
電車という「車両ごとの見た目がほとんど変わらない」という見た目のため、少し「ループもの」の雰囲気もあります。乗っている電車がどこに向かうものでなんのために乗っているのかもわからないので、ループ系のあやふやさが強調されているのかもしれません。
オススメ度
「TRAIN 113」のオススメ度は、Aランクです。Aランクは★が2つ(★★)で、通常の「#1ツイゲームレビュー」と同程度のオススメ度を示します。この「TRAIN 113」がAランクなのは、闇のためにナニに襲われているかほとんどわからないながら、演出がしっかりしているのでドキッと驚くシーンが楽しめるからです。
海外のゲームですが英語があまり出てこないので、英語が苦手な方でも楽しみやすいところもイイかもしれませんね。
ゲームの情報
タイトル | TRAIN 113 |
開発 | Wake Up Games |
オススメ度 | A<GOOD>:★★ |
リリース日 | 2020/08/11 |
価格 | 無料(寄付可能) |
次元 | 2D(2次元) |
ジャンル | ホラーADV |
特徴 | 電車/闇/幽霊/雰囲気/シングル/Unreal Engine |
視点 | FPS視点 |
グラフィック | リアル系3D |
操作方法 | マウス&キーボード |
言語 | 英語/ドイツ語(日本語サポートなし) |
インストール | 不要 |
ファイル容量 | 1.21GB<アーカイブ> / 2.78GB<解凍後> |