こんにちは、Caffeineです。
今回は2019年11月4週である11/25~12/1の間に「#1ツイゲームレビュー」としてツイートした作品をまとめていきます!
「1ツイゲームレビュー」って?
「#1ツイゲームレビュー」は、私が個人でTwitterにて行っているレビューです。実際にプレイしたフリーゲーム・インディゲームの最新作などを、わかりやすいように1つのツイートで見られるようレビューしているものです。
忙しく新しいゲームを探す時間のないゲーマーの方々に「もくじ」のように利用していただき、ゲーム作品もしくは制作者の方とゲーマーの方々とを繋ぐ橋渡しになるのを目指して、日々活動しています。
「おもしろそうな作品のレビューしてるな!」というふうに感じていただければ、作品をもっと周知できるようにするためにも、RTなどで協力していただけると幸いです!
実際のツイート
まずは実際に投稿したレビューのツイートを確認していきましょう。
1/25
11/25のレビューツイートは2つでした。
①「Wurroom」
【#1ツイゲームレビュー】「Wurroom」
10分ほどでクリアできるシュルレアリスム探索ゲー。
×シュール 〇シュルレアリスム
ポイント&クリックに近く、右クリックで強調されるポイントを調べると次のシーンに移っていく。
意味はよくわからない。#フリーゲーム #Steam #洋ゲーhttps://t.co/48yOejkaqy pic.twitter.com/fDWsfirQYB— GURASUTO @前向きに 「いかがでしたか?」の 逆を行く。 (@CGurasuto) November 25, 2019
②「Faithful Friend」
【#1ツイゲームレビュー】「Faithful Friend」
犬の親友Hoganにまつわるホラーゲーム。
Hoganが酷い目に遭うので、犬好きの方はむしろご注意を。
非常に簡素で、5~10分ほどでクリア可能。#フリーゲーム #洋ゲー #新作https://t.co/aqvWvKbFDR pic.twitter.com/kwmAXVDtbU— GURASUTO @前向きに 「いかがでしたか?」の 逆を行く。 (@CGurasuto) November 25, 2019
11/26
11/26のレビューツイートは3つでした。
③「Non Stop Crazy World」
【#1ツイゲームレビュー】「Non Stop Crazy World」
2Dの棒人間状のキャラが肉弾戦をしてマップを走り回る戦闘ACT。
シンプルながら意外としっかりした作り。
ステージやキャラ特性も分かれているので、割と楽しめる。#フリーゲーム #新作https://t.co/jlLnGyOMar pic.twitter.com/tB3qN7f59g— GURASUTO @前向きに 「いかがでしたか?」の 逆を行く。 (@CGurasuto) November 26, 2019
④「Lx【縦スクロール型ハクスラRPG】」
【#1ツイゲームレビュー】「Lx【縦スクロール型ハクスラRPG」
キャラメイク可能なRPG。
周回プレイ前提のダンジョン探索型。
町を出ると戻れないので、簡単に全滅することも。
後退のネジを外して戦おう。#フリーゲーム #ブラウザゲーム #新作https://t.co/jl8k4ajWf7 pic.twitter.com/CwTg8NxSvX— GURASUTO @前向きに 「いかがでしたか?」の 逆を行く。 (@CGurasuto) November 26, 2019
⑤「Start Survey?」
【#1ツイゲームレビュー】「Start Survey?」
狭い部屋でPCに映る質問に答えていくホラゲ。
怖さはかなり低め。
5~10分ほどで終わるとても短い作品。#フリーゲーム #新作 #洋ゲーhttps://t.co/6rhYgfJbIl pic.twitter.com/B6PZkoVU4r— GURASUTO @前向きに 「いかがでしたか?」の 逆を行く。 (@CGurasuto) November 26, 2019
11/27
11/27のレビューツイートは2つでした。
⑥「Chikaro / 地下楼」
【#1ツイゲームレビュー】「Chikaro / 地下楼」
神秘的な雰囲気の2Dアクション。文明崩壊後の世界。
「幽体離脱」で敵ロボットに憑依して操れる。
デモ版なので、最初の地下ダンジョンを抜けるまでプレイ可能。
雰囲気が「おもしろいゲーム」そのもの。#フリーゲーム #新作https://t.co/qmwJVF14TR pic.twitter.com/Of5cCoBBZV— GURASUTO @前向きに 「いかがでしたか?」の 逆を行く。 (@CGurasuto) November 27, 2019
⑦「Hospital Black River」
【#1ツイゲームレビュー】「Hospital Black River」
FPS視点の3Dホラーゲーム。
ライトの電池を集めてモンスターから逃げる追いかけっこ系。
かなり暗い。
死体など残酷表現はやや強め。
ブラジルの方が作者の様子。#フリーゲーム #洋ゲーhttps://t.co/39KlAIemp9 pic.twitter.com/t32KuhkvPk— GURASUTO @前向きに 「いかがでしたか?」の 逆を行く。 (@CGurasuto) November 27, 2019
11/28
11/28のレビューツイートは1つでした。
⑧「Hellbound: Survival Mode」
【#1ツイゲームレビュー】「Hellbound: Survival Mode」
WAVE制のFPSシューティング。
リロードが不必要(弾丸は有限)なタイプ。
90年代ゲームをイメージしているとのこと。
流血表現は強め。TPSとも切り替えられます。
難しいです。#フリーゲーム #洋ゲー #Steamhttps://t.co/eAtUGbTWU8 pic.twitter.com/FYsxgHFn4M— GURASUTO @前向きに 「いかがでしたか?」の 逆を行く。 (@CGurasuto) November 28, 2019
11/29
11/29のレビューツイートは1つでした。
⑨「The Room Syndrome」
【#1ツイゲームレビュー】「The Room Syndrome」
かなり独特な探索・脱出ゲーム。
ドットで描かれているが、通常のドット絵と異なる描写。
かなりレトロ風味。
探索・脱出ゲームが好きなら楽しめるかも。#フリーゲーム #洋ゲー #Steamhttps://t.co/ogTIJX9URn pic.twitter.com/Fqpw3SIQyv— GURASUTO @前向きに 「いかがでしたか?」の 逆を行く。 (@CGurasuto) November 29, 2019
11/30
11/30のレビューツイートは3つでした。
⑩「ENTITY」
【#1ツイゲームレビュー】「ENTITY」
配信者がふざけて「虐殺のあった場所に忍び込む」というホラーゲーム。カメラで撮影しながら進む。
ホラー度は中の下。軽めの脅かしあり。全体的にマイルドなほう。
配信者の人はこんなことしちゃダメだぞ!#フリーゲーム #洋ゲー #新作https://t.co/hKNDhD2vDf pic.twitter.com/O9F69sCxHN— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) November 30, 2019
⑪「AVARICE」
【#1ツイゲームレビュー】「AVARICE」
ループを繰り返す屋敷を進んでいくホラーゲーム。
「P.T.」と「Layers of Fear」を混ぜ合わせたような作風。
恐怖度は高くない。
屋敷の内装が見事なので、実況映えはしそう。#フリーゲーム #洋ゲー #新作https://t.co/miC1wC6j2d pic.twitter.com/yhAnHt4Vfd— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) November 30, 2019
⑫「Dead County」
【#1ツイゲームレビュー】「Dead County」
PS世代バイオハザードにもろ影響を受けた作品。
WASD移動ではなく、左右で方向をくるくる変え、上で前進、下で後退。
ボリュームは小さめだが、バイオオマージュとして充分楽しめる。#フリーゲーム #洋ゲー #新作https://t.co/n4KTbGO5y8 pic.twitter.com/0EGBoxbRAS— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) November 30, 2019
このゲームがおすすめ!
ではこの週にレビューした12作品から、おすすめのゲームをピックアップしていきましょう!
シュルレアリスムな作品を味わいたい人には!
①「Wurroom」は不思議な世界観の作品で、「楽しい」というより雰囲気を味わうゲームです。粘土で構築されたような世界を探索して回るポイント&クリック型の探索ゲームで、その世界観を味わいながらゲームを進めていきます。
シュルレアリスム系の作品は、「意味を理解する」というタイプではなく、「表現を感じる」といったタイプのものが多いので、人によっては意味不明な内容に困惑するかもしれません。
そのためゲームとしては、「以前 遊んだあのゲームみたいなジャンルのをプレイしたいな」という方向けではなく、「新しい感覚を味わってみたい」という好奇心旺盛な方に向いた作品だといえるでしょう。
縦横無尽に走り回って敵と思う存分 戦いたい人には!
③「Non Stop Crazy World」は、棒人間状のキャラクタが戦う簡素なグラフィックながら、アクションゲームとして縦横無尽に動き回れる作品でした。
いくつかモードがあり、マップを移動しミッションをこなしていくモードや、戦闘を楽しむモード、トレーニングモードなどが準備されています。またあらかじめ主人公のパラメータがセットとして分けられているので、攻撃型・防御型・スピード型・バランス型など好みに合わせてセットを選べます。
グラフィックはシンプルながら、スタイリッシュでスピード感のある戦闘が味わえます。そのため、シンプルなアクションゲームで敵に囲まれたり逃げたり追ったりしながら戦う様を楽しみたい方には、おすすめできる作品なのではないでしょうか。
後退できない緊張感のある戦いを味わいたい人には!
④「Lx【縦スクロール型ハクスラRPG】」は、拠点である街を一度出たら戻ることはできず、前へ前へと進んで次の街まで生き残り強くなるというRPGです。
前に進むしかなく後退できないという緊張感が強い作品です。周回要素などはあるものの、全滅すれば最初からやり直しになります。
実際にプレイしてみて「この緊張感を楽しめる人は間違いなくいるだろう」と感じたものの、ストレスも大きいのでなかなか万人向けといいづらいところもあると思いました。私はストレスのほうを強く感じるタイプでした。
またサブタイトルである「縦スクロール型ハクスラRPG」も、個人的にはあまりメリットとして感じられるものではありませんでした。縦スクロールというのはシステム上「マップの上へ上へと前進する」という後退できないシステムを示しています。後退できないというシステムならともかく、「縦スクロール」というのは別におもしろさを表していないので、メリットにはなりません。
また「ハクスラ」というのも、そのジャンルでは敵を倒す爽快さや戦闘を純粋に楽しむ印象が強いのですが、本作では戦闘を楽しむより「負けてはいけないという緊張感」を楽しむようなタイプだろうと感じました。特に序盤は体力回復の手段に乏しく、全滅の危機に瀕することは少なくないはずです。
そのため本作のタイトルに惹かれた人には、強めの注意喚起をしておいたほうがいいのではないか、と個人的に判断しました。楽しめる人がいるはずの作品ですが、少なくとも私はサブタイトルから感じる印象と実際にプレイしてみた印象とが食い違う作品でもあると評価します。
それでも敢えておすすめとしてピックアップしているのは、ポテンシャルはあると感じられたからです。長く続けていれば、ゲームバランスも変化していくかもしれません。またプレイヤーの手腕によって、序盤ですら容易に攻略できるところがあるかもしれません。
そのため、「お決まりのジャンルを楽しみたい」という保守的な方には、強くはおすすめできない作品だと私は思います。しかし「キツそうなの? おーしじゃいっちょやったろうじゃん」という勝気で挑戦的な方であれば、しっかりと楽しめるのかもしれません。
PCゲームに巻き込まれるような体験をしたい人には!
⑤「Start Survey?」は、FPS視点の3Dホラーゲームです。全編英語の洋ゲーで、ホラー度は低めだといえます。
本作の魅力を語るには、どうしてもネタバレする必要があるため、最大の魅力はプレイする人のために伏せておきます。「なるほど、そう来たか」という印象を受ける人が多いのではないでしょうか。
本作は英語作品であるため、日本人の方にとってはプレイしにくいと感じられるかもしれません。特に本作のシステムは「PCに映った質問にYes/Noで答えていく」というものですので、その質問文(英語)がわからない場合は確実にプレイの没入感が弱くなってしまいます。
英語に自信がない方でも、簡単にわかれば問題ないとは思われます。また無料で遊べるゲームですので、少しでも興味がわいたらダウンロードして気楽にプレイしてみるといいのではないでしょうか。
幻想的な日本のインディACTを楽しみたい人には!
⑥「Chikaro / 地下楼」は、神秘的な雰囲気のACTゲームです。海外のゲーム投稿サイトitch.ioにて公開されていますが、作者は日本の方のようで日本語でプレイできます。デモ版のようですので、序盤の「地下から脱出するまで」を実際にプレイできます。
実際にプレイしてみて感じたのは、「あ、これおもしろいヤツだ」という強い感触です。雰囲気が淡い青色で神秘的なので没入感が強く、キャラクタも中途半端ではなく魅力的に描かれており、戦闘アクションもスタイリッシュで、さらに「幽体離脱」をしてロボットをハックして操作するという独自システムまで揃っている、という素晴らしい作品です。
わかりやすくいうと「市販のゲームの雰囲気」とでもいえばいいでしょうか。日本の国産ゲームとして、間違いがないタイプのゲームの雰囲気を感じるのです。それが本物かどうかは別として、全体的にしっかりと底上げされた堅実なゲーム作りをされている作品です。
現在はまだデモ版として遊ぶことになりますが、興味を抱いた方はぜひプレイして雰囲気を味わっていただきたいと思います。全体的なシステムが醸成されて、「おもしろいゲーム」の香りがする作品は、そう多くはないからです。
グロ強めのFPSホラーを無料で楽しみたい人には!
⑦「Hospital Black River」は、謎のモンスターから逃げるFPSホラーというシンプルなゲームです。洋ゲーですので英語の作品ですが、ストーリーも大仰なものではないので、画面に表示される目的を理解できる程度であれば多くの人が楽しめます。
作風はグロ・ゴア表現が強く、死体の破損や流血表現も強めにされています。また使用するフラッシュライトは電池式ですので、道中で集めないと暗くなっていきます(電池が切れても即死ペナルティなどはないようです)。中盤以降はむしろ電池が余るので、節約しなくても大丈夫です。
全体的に「まさに洋ゲーのホラー」といった印象です。フリーゲームといってもボリュームが極端に小さいわけでもなく、むしろちゃんとゲームとして楽しめる部類の作品になっています。もし洋ゲーの雰囲気が嫌いでなければ、試しにダウンロードしてみるのもいいのではないでしょうか。
無料でウェーブ制のFPSシューティングを遊びたい人には!
⑧「Hellbound: Survival Mode」は、3Dのウェーブ制FPSシューティングです。
全体的にアメリカンな印象が強く、マッチョでゴツい主人公が銃を撃ちまくり武器で殴りまくるFPSです。往年の王道FPS「Doom」「Quake」シリーズを楽しめた方であれば、本作も楽しむことができるでしょう。
2018年に公開された本作ですが、2019年に「Hellbound」がリリースされる予定である(19/12/3現在 未リリース)ため、無料版をデモ版として公開したものなのかもしれません。
不謹慎な配信者を追体験したい人には!
⑩「ENTITY」は、虐殺のあった場所に忍び込む配信者となって異様な体験をするFPSホラーです。もし本当にこんな配信があって有名になったとしても、全世界的に不謹慎だと叩かれることは必至でしょう。
ともあれ本作はゲームです。配信者としてカメラを構えて、廃墟のような施設に潜入します。主人公は男性のようで、視聴者に向けてときおり話しかけます。洋ゲーですので英語の作品ですが、大まかなストーリーは「かつての虐殺現場に忍び込んだら不思議な現象が……」というものですので、英語がわからなくてもホラー演出を楽しめます。
カメラの電力は切れないようですし、ホラー演出もキツくはないほうです。雰囲気はホラーとして醸成されており画面も暗いのですが、ホラーが苦手な方でも比較的楽しみやすいタイプの演出ばかりです。強烈なホラー体験ではなく、ホラーっぽい雰囲気を楽しみたい方などに向いているかもしれません。
ループしながら変化していく屋敷で戸惑いたい人には!
⑪「AVARICE」は、屋敷のなかを歩いているとループし出して、それを繰り返すうちにだんだんと雰囲気が変化していくというFPSホラーです。洋ゲーで英語の作品であり、ストーリーを細かく理解するには英語が聞きとれるほうがいいでしょう。
雰囲気を簡単に表すと、「P.T.×Layers of Fear」です。両方とも有名なホラー作品です。「P.T.」は、最新作「デス・ストランディング」を19/11/8に発売した小島秀夫監督が、かつて「サイレントヒル」用のプレイ可能なティーザーとして発表した作品です。そして「Layers of Fear」は2016に発売されたFPSホラーです。
「P.T.」は何度もループを続ける廊下を歩き、奇妙な女性や怪現象を体験するという作品です。「Layers of Fear」はループをしないものの進んでいくとだんだん部屋の様子が変化していくという奇妙な体験ができる作品です。本作は「『P.T.』のループ」と「『Layers of Fear』の雰囲気変化」を混ぜ合わせて、フリーゲームのボリュームにしたような作品です。
有料作品のデモだといわれてもまったく驚かない出来で、フリーゲームとしてはとてもしっかりしています。ホラー作品として恐怖度が高いというわけではありませんが、雰囲気のあるゲームとしておすすめできます。
PSバイオのようなフリーゲームを遊びたい人には!
⑫「Dead County」は、PS版バイオハザードに影響を受けたとしか思えないホラーゲームです。グラフィックはスマホで再現できそうなほどのローポリゴンで、操作も当時のバイオを再現したような「左右でキャラを旋回、上で前進、下で後退」というシステムとなっています。
ストーリーは配達員の主人公が街を出て後に戻ったところ、街ではゾンビが発生していた、というものになります。ピストルやショットガンを駆使してゲームを進めていきます。
最新のグラフィックやゲーム体験をできる作品とは異なりますが、PS版バイオハザードを再現したフリーゲームとしては充分 遊べる出来となっています。ボリュームは大きくありませんが、休日のちょっとした時間を楽しみたいときや、実況や配信で30分ほど楽しみたいときなどにプレイできる作品です。
さいごに
この11月最終週は、雰囲気が醸成された作品をたくさんプレイできた週でした。ホラー作品も極度に怖いわけではなく、あくまで雰囲気を楽しむタイプが多くありました。
この週もフリーゲームをたくさんとりあげられました。無料で楽しみたい方にとっては、気兼ねなく楽しめる作品が多いでしょう。