こんにちは、Caffeineです。
今回は12月1週である12/2~12/8の間に「#1ツイゲームレビュー」としてご紹介した15作品をまとめていきます!
「1ツイゲームレビュー」って?
「#1ツイゲームレビュー」は、その名の通り「1つのツイート」でわかりやすく「ゲームをレビュー」するという活動です。フリーゲームやインディゲームなど、特に新作を中心に紹介しています。
活動の目的は、多くの作品が発表されることで埋もれやすいフリーゲームなどを、より多くの人に紹介することです。そしてそれを素早く伝えるために、個別にブログ記事を書くのではなく、Twitterという早いメディアを利用しています。
もし「おもしろそうなゲームだな」、「この作者のゲームはもっと広まってほしいな」、「この活動は長く続いてほしいな」というように共感していただけましたら、RTなどで手助けしていただけると非常にありがたいです!
実際のツイート
まずは実際に投稿したレビューのツイートを確認していきましょう。
12/2
12/2のレビューツイートは3つでした。
①「終末にさよならを、君に救済を。」
【#1ツイゲームレビュー】「終末にさよならを、君に救済を。」
救済系RPG。
あのゲームに似てるけど、どれに似てるかいうとネタバレになっちゃう系。
エンドは4つ。全部見たいなら、TRUEエンドは最後に見よう。逃げるんじゃない。救うんだ。#フリーゲーム #新作 #ウディタhttps://t.co/AzIhtGCAyR pic.twitter.com/C5gHI8lfPd
— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) December 1, 2019
②「Police Force」
【#1ツイゲームレビュー】「Police Force」
警官となって事件を追うローポリゴン探索FPS。
チープさを楽しむような作風。
プレイ可能な事件1は、DV傾向のある父親を追う。
通報時に悲鳴が聞こえたということで緊急を要する。#フリーゲーム #洋ゲーhttps://t.co/56u3x286M4 pic.twitter.com/r0krkRCkn2— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) December 2, 2019
③「アルニスタの記憶」
【#1ツイゲームレビュー】「アルニスタの記憶」
ストーリーよりキャラ育成に重点が置かれたランダム生成ダンジョンRPG。
不思議のダンジョン系。
キャラメイクがけっこう自由。やりこみ系。
好きなパーティでダンジョンにもぐろう!#フリーゲーム #新作https://t.co/lOK4Lfj845 pic.twitter.com/1rt1vU2DHf— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) December 2, 2019
12/3
12/3のレビューツイートは1つでした。
④「The Alchemist’s House」
【#1ツイゲームレビュー】「The Alchemist’s House」
不審な男の家に招かれた主人公。
怪しい男、そして家の奥にはさらに奇妙な存在が……。
恐怖というより「気持ち悪い」系のFPS洋ホラゲー。この気持ち悪さに、言語の壁など無意味。#フリーゲーム #洋ゲー #新作https://t.co/MmmhET2JB0 pic.twitter.com/E8lyYWWRoF
— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) December 3, 2019
12/4
12/4のレビューツイートは3つでした。
⑤「6PEOPLE」
【#1ツイゲームレビュー】「6PEOPLE」
電車にいあわせた6人の搭乗者を描く掌編ノベルゲー。
突然 電車は停電し、身動きがとれなくなる。
雰囲気が悪くなるなか、アナウンスが流れ復旧したかと思いきや……?
ホラーというよりショートショート系。#フリーゲーム #新作https://t.co/7t61tltOH9 pic.twitter.com/6rsNKR3uwE— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) December 4, 2019
⑥「柳田先輩弁当記」
【#1ツイゲームレビュー】「柳田先輩弁当記」
妖怪研究会の会長・柳田先輩にお弁当を作ることになった主人公。
しかし柳田先輩は食にうるさい。
彼女の好みを知るべく、情報を探そう!女の子ばかりの探索ゲーム。
しかしなぜか妖怪情報がかなり濃い。#フリーゲーム #新作https://t.co/IUV4pHwO4V pic.twitter.com/yvobQhVrJB— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) December 4, 2019
⑦「そんみゅーむ」
【#1ツイゲームレビュー】「そんみゅーむ」
流れる曲の歌詞に合ったアクションを選択していくADV。
曲数は4。場合によっては戦闘もあり。
非常に独特なシステムで、30ほどでクリア可。#フリーゲーム #新作https://t.co/X2Wo2ZJFqy pic.twitter.com/atJIQTYNzv— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) December 4, 2019
12/5
12/5のレビューツイートは3つでした。
⑧「WOODEN HEARTS」
【#1ツイゲームレビュー】「WOODEN HEARTS」
FPS型3D探索ゲーム。
行方不明の子供たちを探して奇妙な森へ。
その奥には不思議な屋敷が……。ランタンの灯りを頼りに進む。少し神秘的な雰囲気。
ホラー度は低め。#フリーゲーム #洋ゲー #新作https://t.co/uRR0gVKh9d pic.twitter.com/Q93IHIsT7c— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) December 5, 2019
⑨「Tree of Savior」
【#1ツイゲームレビュー】「Tree of Savior」
新作MMORPG。
日本語対応。
スクエニっぽい絵柄で馴染みやすい。
クラスなどが多いのでカスタマイズの幅が広い。#F2P #無料プレイ #新作 #MMORPG #Steamhttps://t.co/9Fxywl7xHX pic.twitter.com/Ozw2KTP2YB— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) December 5, 2019
⑩「グレイブヤードムーン」
【#1ツイゲームレビュー】「グレイブヤードムーン」
夜の街でお金をためる探索ゲー。
お使いorわらしべ系。
街には困っている人がたくさんいるので、助けてお金をもらおう。
ゴミ漁りや賭け事も可。
1時間未満でクリア可能。#フリーゲーム #新作https://t.co/epXDuWz0zh pic.twitter.com/5TqKYKlGSb— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) December 5, 2019
12/6
12/6のレビューツイートは4つでした。
⑪「UNDERTANK」
【#1ツイゲームレビュー】「UNDERTANK」
超シンプルな見下ろし型のタンク戦ACT。
タンクの種類は20種以上選択可。装弾数には限りがあるので、気をつけてし連射よう。
弾は敵味方 問わず反射する。意外と難しい。#フリーゲーム #戦車https://t.co/vTXDi7IC4V pic.twitter.com/iScuW37ZQt
— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) December 6, 2019
⑫「WORLDS – History Simulator」
【#1ツイゲームレビュー】「WORLDS – History Simulator」
別の地球の地形で歴史を再現するシミュレーター。
ゲームというより「シミュレーター」そのもの。
「コンウェイのライフゲーム」にも似ている。
歴史とは何かがちょっとわかるかも?#フリーゲーム #シミュレーターhttps://t.co/7Nqftl7N3C pic.twitter.com/LFBPy4vUcm— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) December 6, 2019
⑬「ぬけがらイレギア」
【#1ツイゲームレビュー】「ぬけがらイレギア」
ストーリー重視の疑似RPG。
金眼のエルフとその守護者の物語。レベルアップなし。
なんとザコ戦はスキップ可能。「ごめんなさい?」
「謝る相手が違うだろ」#フリーゲーム #新作https://t.co/0QrzgPAa7a pic.twitter.com/pBMFIbMFME— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) December 6, 2019
⑭「The Good Time Garden」
【#1ツイゲームレビュー】「The Good Time Garden」
かなりシュールな意味不明ゲーム。
探索っぽい。ヘンなのを操作して
ヘンなのを集めて
ヘンなのに食べさせよう。意味わかったらもう天才。#フリーゲーム #洋ゲー #シュールhttps://t.co/TnhBNCXrQ1 pic.twitter.com/BvcOZ15Pl0
— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) December 6, 2019
12/7
12/7のレビューツイートは1つでした。
⑮「Jotun」
【#1ツイゲームレビュー】「Jotun」
北欧神話の2Dアクション。
日本語 字幕 対応。女性戦士トーラを操作し、斧で敵を屠る。
神力というスキルで、回復など行える。2D版「God of War」という感じ。#洋ゲー #インディーゲーム pic.twitter.com/GiBmHFkNmV
— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) December 7, 2019
このゲームがおすすめ!
ではこの週にレビューした15作品から、おすすめのゲームをピックアップしていきましょう!
ちゃんと騙してくれるなら騙されてもいいよという人には!
①「終末にさよならを、君に救済を。」は、ややトリッキーな作品です。2DのRPG形式で、敵と戦ったり逃げたりしながら進めていきます。
作者がプレイヤーを騙そうという試みがある作品で、本作の魅力を語ろうとするとネタバレになりがちなのです。本作を楽しむためには、できるだけネタバレを避けたほうがいいでしょう。
本作のストーリーは、ゲーム冒頭で出会う巳雲という主人公の少年が弟を助けたいというので、彼の言葉に従って敵と戦い弟を助けに行こう、というものです。タイトルにある「終末」などについては、ゲームの終盤でわかるようになります。
紹介が難しいゲームですがおもしろい作品ではあるので、「#1ツイゲームレビュー」とは別に紹介記事を書いています。より細かく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
気持ち悪い海外ホラゲーを味わいたい人には!
④「The Alchemist’s House」は、海外製のフリーホラーゲームです。3DのFPS形式で、怖さより「気持ち悪さ」を味わうタイプの作品です。
孤独で前向きに生きることのできていない主人公が、とある不審な男性の家に招かれるところからゲームは始まります。男性は優しく接してくれるものの、主人公はどこか信じられないでいます。
この男性の風貌や顔、そして後々出会うモンスターたちなど、全体的に不気味さ・気持ち悪さが目立つビジュアルとなっています。ホラーゲームは好きでも、こうした背筋がゾッとするタイプの「気持ち悪さ」は苦手という人もいるかもしれません。
ビジュアル面が強烈なため、実況や配信などの動画コンテンツにするにはおもしろいものとなるかもしれません。
神秘的な雰囲気のホラーゲームを遊びたい人には!
⑧「WOODEN HEARTS」は、雰囲気のある海外製のフリーホラーゲームです。FPS視点でランタンの灯りを頼りに移動するため、その青白い光が「神秘的」な印象を演出しています。
ホラー度は高くないので、いろいろな方がプレイできるゲームです。海外製ホラーゲームによくある「モンスター」のような存在が特にいないのも特徴的です。ホラーゲームであることに違いはないので、多少の脅かし要素はあるものの、絶叫するような恐ろしい演出はあまりありません。
セカイ系のようなお使いゲーをプレイしてみたい人には!
⑩「グレイブヤードムーン」は、とにかくお金を稼ぐという探索型ゲームです。主人公はとある女性と会うために待ち合わせ場所に行きたいのですが、ホテル代を払えないので大事なアイテムを担保として預けることになります。そのホテル代をとにかく稼ぐために、とにかく街を探索して人助けなどをしてお金を集めるのです。
街にはいろいろな人がいて、困っている人やアイテムをほしがっている人などがいます。そうした人を助けたりアイテムを渡したりすると、お金をくれることがあります。またゴミ漁りをしてそれを鑑定してもらい売ることでも儲けられますし、あまりよくない方法でお金を貰うこともできます。
時間経過の概念がないようで、エンディングまで一晩をずっと過ごすことになるのと、最終目標である会うべき「女性」が最後まで明かされない点、そして手段の善悪にあまり頓着せず、世界全体より自分やその周囲のことを重視する目的意識から、セカイ系のような雰囲気すら感じられます。
ゲーム性はあくまでお使いゲームですので、そんなに大それた作品ではないのですが、プレイ後感は妙にふんわりした雰囲気で悪くありません。フリーゲーム・インディゲームの独特な雰囲気が好きな方であれば、本作も楽しめるかもしれません。
真実と向き合い戦いたい人には!
⑬「ぬけがらイレギア」は、ある金眼のエルフとその従者の物語です。RPGとして戦闘システムが採用されていますが、珍しいことに通常戦をスキップできるようになっています。重要な戦闘はスキップできませんが、このスキップできる仕様のため「疑似RPG」だといえます。
30分~1時間ほどでクリアできるゲームですが、スキップ機能のために忙しい方でも気軽にプレイできるようになっています。レベルアップの概念もなく、通常戦を終えるごとに装備可能なスキル・パッシブスキルを取得できるので、スキップにデメリットは特にありません。
ただスキップできない特殊戦は容易にクリアできるわけではなく、やはり多少の戦闘バランスなどの理解があったほうが戦いやすいでしょう。
また戦闘がスキップ可能であるため、ストーリーの比重が大きくなっています。本作のストーリーは、主人公たちのエルフ・従者の2人の物語であり、特にエルフという種族の存在意義まで問う、やや重めな雰囲気となっています。
そのため手軽に気楽な物語を楽しむのではなく、手軽に重めな物語を楽しみたいという方向けの作品だといえます。
意味不明でキモキモいいゲームを体感したい人には!
⑭「The Good Time Garden」は、気持ち悪い作品です。語弊を恐れなければ、本作の魅力は「気持ち悪さ」です。
非常にほのぼのした作品で、戦闘の荒々しさやホラーゲームのような恐ろしさを感じさせることはありませんが、プレイすると混乱するような奇妙な表現で満ちあふれています。
「キモかわいい」という言葉が流行りましたが、本作でかわいさを感じることはあまりなく、「キモさ×キモさ」のような「キモキモいい」印象を追究した作品とすらいえます。
日本で使われる「シュール」という言葉は、もともとの「シュルレアリスム」から派生しつつもはや独立した意味をもちますが、本作をこうした言葉で表現するなら、「シュール」とも「シュルレアリスム的」とも評することができます。
シュルレアリスム的で意味不明な作品は他にもありますが、本作はもっと「エンタメ」寄りです。「キモかわいい」がどこかキモさを肯定する意味があるように、本作もキモさを楽しめる作品となっています。
キモくて意味がわからないのは変わりませんが、キモさを楽しんでみたいという方にはぜひプレイしていただきたい作品です。
神々の戦いを2DのACTで戦い抜きたい人には!
⑮「Jotun」は、2DのACTゲームで、北欧神話をテーマとした作品です。がたいのイイ女性戦士が主人公で、「ヨトゥン」とタイトルにあるように巨人たちと戦っていきます。
PS2・PS3で販売された「ゴッド・オブ・ウォー(God of War)」シリーズがギリシャ神話を扱っているので、似ている部分があります。印象としては、「インディゲーム開発会社が『God of War』を、もし2Dで『女性主人公』で制作していたら」というようなものに近いでしょう。
2Dアニメーションで、ボスや世界の広さと主人公の小ささを対比するような演出がおもしろい作品です。戦闘はスタイリッシュというより、ロックマンなどのように「敵の攻撃パターンを理解し、その隙をついてダメージを与える」というようなシステムになっています。
通常フリーゲームを紹介することが多い「#1ツイゲームレビュー」ですが、本作は「有料ゲーム」です。今回紹介したのは、本作が「Epic Games」にて期間限定で無料ダウンロード可能であったため、ゲーマーの方々に「どんなゲーム? ダウンロードしたほうがいい?」という判断の手助けになるようにレビューしたものです。
この「Jotun: Valhalla Edition」は¥1,520のところ、「Epic Games」にて12/13まで無料ダウンロードできるゲームです!
期間限定なので忘れないようにね!https://t.co/d7dWa4giyH— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) December 7, 2019
この「Epic Games」の無料ダウンロードできる作品が変わる度に、お報せとして私からもツイートを発信しています。タイミングが合えば、実際にダウンロード・インストールしてプレイし、今回のように「#1ツイゲームレビュー」としてレビューもしていきます。
ご興味がある方は、フォローしていただいたり「#1ツイゲームレビュー」をブックマークしていただくなどすると、情報を得やすくなりますよ!
さいごに
この週は、日本のフリーゲームも海外のフリーゲームも、おもしろくおすすめできる作品がある週でした。個人的には①「終末にさよならを、君に救済を。」の作風と、④「The Alchemist’s House」や⑭「The Good Time Garden」のキモチワルさが目立った印象でした。
これからも「#1ツイゲームレビュー」を続けていくつもりですので、この活動に賛同していただける方、そしてもっとおもしろいフリーゲーム・インディゲームが広まってほしいと思う方だけでなく、単純にいい作品をレビューしてると感じていただけた方など、ツイートをRTするなどで支援していただけると幸いです!