こんにちは、Caffeineです。
Twitterにて投稿している「1ツイゲームレビュー」のなかから、今回は11月の2週めである11日~17日の間に投稿したツイートのゲームをまとめ、さらにおすすめの作品をピックアップしていきます!
「1ツイゲームレビュー」って?
今月(2019年11月)からTwitterにて開始した活動で、1つのツイートでフリーゲームやインディゲームなど様々な作品をわかりやすいようにご紹介しています。現在、1週間に10~15ほどの作品をレビューしています。日本語のものだけでなく、海外の英語の作品もレビューしています。
活動の目的は「どんな作品かゲーマーの方々にわかりやすいよう伝える」ことと、「制作者の方々にとってプレイヤー流入のきっかけを増やす」ことが主です。特にフリーゲーム・インディゲームは日ごと公開されていて、自分に合った作品を探すのは大変です。その助けになればと思い投稿しています。
もしおもしろそうだとか役立ちそうだとか感じていただけましたら、RTなどをしていただけると非常に手助けになります。私はより役立つ活動になるよう投稿を続けていますが、より多くの人に届けられるようにするには、皆さんのご協力があると非常に力強いのです。
実際のツイート
それでは2019年11月2週めに掲載したツイートを確認していきましょう。
11/11
11/11のレビューツイートは3つでした。
①絶対にプレイしてはいけないゲーム
【#1ツイゲームレビュー】「絶対にプレイしてはいけないゲーム」
とても粗削りだが脅かしを心得ているホラゲー。
典型的なビックリ要素と「プレイすると呪われるゲーム」がテーマなので、リングのビデオ的な呪いが嫌いな方はとことん苦手かも。
短いので手軽。#フリーゲームhttps://t.co/Z9WtL6tGOd pic.twitter.com/GGKf94pn1r— GURASUTO @前向きに 「いかがでしたか?」の 逆を行く。 (@CGurasuto) November 11, 2019
②グラフィックが無職なRPG
【#1ツイゲームレビュー】「グラフィックが無職なRPG」
非常に簡素で、グラフィックの限界に挑戦したような作品。ゲームとしても「RPG」の定義を揺るがすような出来。
ふざけた調子に怒るより、馬鹿馬鹿しさに頭を抱えながらも笑って許せる人向け。
カオス。#フリーゲームhttps://t.co/GvvCbnCf2d pic.twitter.com/g3zK2V8yGF— GURASUTO @前向きに 「いかがでしたか?」の 逆を行く。 (@CGurasuto) November 11, 2019
③Forgotten School / 忘れられた学校
【#1ツイゲームレビュー】「Forgotten School / 忘れられた学校」
日本が舞台の超短編ホラゲ。
エンディングに到達するだけなら10分未満で可能。
カメラを使うと非日常が見える。零やOUTLASTと少し似ている。#フリーゲーム #洋ゲーhttps://t.co/mB0zIMhCXd pic.twitter.com/pnXKvLVHiv— GURASUTO @前向きに 「いかがでしたか?」の 逆を行く。 (@CGurasuto) November 11, 2019
11/12
11/12のレビューツイートは3つでした。
④What do you believe.
【#1ツイゲームレビュー】「What do you believe.」
選択肢によってエンディングが変わる超短編。
バッドになると特殊なセーブが生成され、ゲームを再起動しても本編に行けなくなる。そのセーブを消すとまた本編に戻れる。
トリッキー。#フリーゲームhttps://t.co/DvPdl2A63x pic.twitter.com/s6puCGCva5— GURASUTO @前向きに 「いかがでしたか?」の 逆を行く。 (@CGurasuto) November 12, 2019
⑤いい質問ですね!
【#1ツイゲームレビュー】「いい質問ですね!」
性教育がテーマの短編。ギャグ調で少し下品なところもあるが、それだけに終始しているわけではない。
池上彰の「いい質問ですね」とは特に関係ない模様。#フリーゲームhttps://t.co/ea9Ca6YfLn pic.twitter.com/vYypamxzo0— GURASUTO @前向きに 「いかがでしたか?」の 逆を行く。 (@CGurasuto) November 12, 2019
⑥鬱と地獄
【#1ツイゲームレビュー】「鬱と地獄」
鬱系の短編。多作な作者「紫蘇漬け」氏の2010年投稿作品。
地獄というほど悲惨ではないものの、救いのなさは一級品。他の鬱系ゲーム以上に「なぜこの作品が存在するのか」を考えさせられる。#フリーゲームhttps://t.co/894T1WlA8m pic.twitter.com/LKWV25xza2— GURASUTO @前向きに 「いかがでしたか?」の 逆を行く。 (@CGurasuto) November 12, 2019
11/13
11/13のレビューツイートは2つでした。
⑦罪業狂襲 FrenzyRetribution
YouTubeのPVはこちら。
Frenzy Retribution 罪業狂襲Pv2 https://t.co/uFbC90G70m
— GURASUTO @前向きに 「いかがでしたか?」の 逆を行く。 (@CGurasuto) November 13, 2019
⑧暗黒SNSしりとり
【#1ツイゲームレビュー】「暗黒SNSしりとり」
10~15分ほどの掌編ノベルゲー。
暗闇で目覚めた主人公はスマホを見つけ、不審な「マチコ」としりとりをすることに。
ちょっと読み物を楽しみたいときにおすすめ。ホラーとしての恐怖度はかなり低め。#フリーゲームhttps://t.co/1CWknlcs70 pic.twitter.com/IXUhEfRJcQ— GURASUTO @前向きに 「いかがでしたか?」の 逆を行く。 (@CGurasuto) November 13, 2019
11/14
11/14のレビューツイートは3つでした。
⑨ナンバークイズ館からの脱出
【#1ツイゲームレビュー】「ナンバークイズ館からの脱出」
目が覚めると牢のような部屋にいた6人が脱出を試みる。ドアなどにクイズがしかけられている。
序盤のほのぼの感は中盤で完全にひっくりかえされるので、油断なきよう。グロが苦手な方は特に……。#フリーゲームhttps://t.co/5q7oOC3CYn pic.twitter.com/jNwxpIbzmz— GURASUTO @前向きに 「いかがでしたか?」の 逆を行く。 (@CGurasuto) November 14, 2019
⑩NoPlayersOnline
【#1ツイゲームレビュー】「NoPlayersOnline」
オンラインFPSのキャプチャーザフラッグをするホラゲ。グラフィックはわざと古め。相手の陣地の旗をとっていくと不可思議な現象が……。
英語が読めるとより楽しめる。1回のプレイは10~15分ほど。#フリーゲーム #洋ゲーhttps://t.co/ypQ3e6yMJc pic.twitter.com/nEfk9r8SIR— GURASUTO @前向きに 「いかがでしたか?」の 逆を行く。 (@CGurasuto) November 14, 2019
⑪I
【#1ツイゲームレビュー】「I」
救いのない物語。鬱系というより理不尽系か。
愛するおばあさんを失った少女は、「【私】を殺したい」と思う。そして彼女は街を歩き、【私】を見つけようとする……。#フリーゲームhttps://t.co/IN2QWP4QYA pic.twitter.com/H9cjj1lDmh— GURASUTO @前向きに 「いかがでしたか?」の 逆を行く。 (@CGurasuto) November 14, 2019
11/15
11/15のレビューツイートは2つでした。
⑫The Messenger
【#1ツイゲームレビュー】「The Messenger」
忍者龍剣伝ライクな8bit横スクロールアクション。ショップがあるのでアップグレードを購入できる。
倒されると「クアブル」が代償と引き換えに生き返らせてくれる。
チェックポイントもあり楽しく進められる。https://t.co/HxQkhKoIGT pic.twitter.com/6yfSvgwqBi— GURASUTO @前向きに 「いかがでしたか?」の 逆を行く。 (@CGurasuto) November 15, 2019
⑬FLESH BIRDS
thomas [germfood]@germfood 氏の作品。
OPはこのような具合です。 pic.twitter.com/LEf5n8UA8U— GURASUTO @前向きに 「いかがでしたか?」の 逆を行く。 (@CGurasuto) November 15, 2019
11/17
11/17のレビューツイートは2つでした。
⑭Cold sleep boy -妖幽陰陽譜-
【#1ツイゲームレビュー #新作】「Cold sleep boy -妖幽陰陽譜-」
妖怪バトルものRPG。怪奇な死亡事件が続く街で、主人公・韻(ヒビキ)はとある「妖(ヨウ)」と出会い、事件が妖たちによって引き起こされてると知る。事件解決のため韻は戦うことを決意する。#フリーゲームhttps://t.co/NUvwouOn1m pic.twitter.com/17clJAu2V3— GURASUTO @前向きに 「いかがでしたか?」の 逆を行く。 (@CGurasuto) November 17, 2019
⑮影廊 -Shadow Corridor-
【#1ツイゲームレビュー】「影廊 -Shadow Corridor-」
純和風FPSホラー。
ランダム生成の3Dダンジョンで勾玉を集めて脱出する。戦う術はなく、徘徊者から逃げる。敵は能面をかぶっていて、音や光でこちらを察知してくる。#ホラーゲーム #フリーゲームhttps://t.co/9OyOQRR1P0 pic.twitter.com/ONaUujMdha— GURASUTO @前向きに 「いかがでしたか?」の 逆を行く。 (@CGurasuto) November 17, 2019
— GURASUTO @前向きに 「いかがでしたか?」の 逆を行く。 (@CGurasuto) November 17, 2019
— GURASUTO @前向きに 「いかがでしたか?」の 逆を行く。 (@CGurasuto) November 17, 2019
このゲームがおすすめ!
それではこの15作品からおすすめの作品をピックアップし、どんな人に向いているゲームなのかを確認していきましょう!
サクッとホラーゲームを楽しみたい人には!
①「絶対にプレイしてはいけないゲーム」は、少々作りが粗いもののビックリ系ホラーゲームとして手短に楽しめる作品でした。万人受けするタイプの演出ではありませんが、フリーゲームの「粗削り」感を楽しめるのであればこの作品も楽しめるかもしれません。
日常のなかのホラーな非日常を感じたい人には!
③「Forgotten School / 忘れられた学校」は、日本の学校が舞台となった海外ホラーゲームです。このレビューをした際に作者の方からメンションを頂き、「Danish = デンマーク人」であると教えていただきました。
Thanks for sharing, I am actually a solo developer and yes i am Danish not Japanese! AKAI NOROI will be out in December!
— AzaGameStudio (@AzaGameStudio) November 11, 2019
This is a great work!
I don’t care what country you are, but I’m surprised at how Japanese the school is!
AKAI NOROI, I’ll keep it in my mind! I believe you’ll do great works again!— GURASUTO @前向きに 「いかがでしたか?」の 逆を行く。 (@CGurasuto) November 11, 2019
Oh, thanks! Yeah the other game is not related to AKAI NOROI, but thank you I will!
— AzaGameStudio (@AzaGameStudio) November 11, 2019
日本に住んでいた方ではないかと思うほど違和感のない学校の外観で、グラフィックの出来がとてもいい作品です。主人公はカメラを所持していて、それを通すことで見えるはずのないものが見えるようになるゲームシステムです。
ゲーム内に日本語表記はあるものの、基本的には英語のゲームです。英語への忌避感が強い方には苦手意識がつきまとうかもしれませんが、簡単な英語がわかれば問題はありません。
映像的な変化が楽しめる作品ですので、実況などでも扱えるでしょう。カメラを使用しないとあっけない終わり方をするので、いろいろな場所でカメラを通して見るように心がけるとホラー演出を楽しめるでしょう。
12月には同じ作者の方のゲーム「AKAI NOROI」が発表されるようですので、気になる方はそちらもチェックしてみてはどうでしょうか?
実験的なゲームをプレイしてみたい人には!
④「What do you believe.」はセーブデータによるトリッキーなギミックをゲーム内にとりこんだ作品です。そのギミックに一点訴求しているような作品ですので、他の要素はかなり粗さが目立つところではあります。しかし独特な表現を体感してみたい方には、おもしろいと感じられるかもしれません。
魅力的なキャラでハードコアなバトルを楽しみたい人には!
⑦「罪業狂襲 FrenzyRetribution」は、ケモ耳の少女キャラをTPS視点で操作し敵を倒していくACTゲームです。キャッチーな主人公を扱っているにもかかわらず、戦闘の内容はかなり難しめです。体力回復がややトリッキーなので、気を抜けば最序盤でも簡単に負けてしまいます。
Steamでダウンロード・インストールできるF2P(Free to Play:無料ゲーム)なので、手軽に導入できるのがいいところですね。ストイックに腕を磨いて戦ってみたいときにはいい作品だといえるでしょう。
手軽にダークめなホラーノベルゲーを味わいたい人には!
⑧「暗黒SNSしりとり」は、タイトルからおおまかに内容が察することができるシンプルなノベルゲームです。暗闇のなかで目覚めた主人公がSNSような見た目のしりとりをさせられる……という不可思議なシチュエーションを楽しむタイプの物語です。
非常にシンプルでわかりやすいので、とっつきやすいのが大きな魅力です。全体的に「シンプルすぎる」きらいがあるので、凝ったオチなどを期待している方には拍子抜けして感じられるかもしれません。肩の力を抜いてプレイすると楽しみやすいかもしれません。
ダークなクイズゲームを解きたい人には!
⑨「ナンバークイズ館からの脱出」は、タイトルからは察せられない残酷描写のある脱出ゲームです。ゲーム性は単純に「各部屋を脱出するために、ドアに書かれたクイズを解いていく」というシンプルなものなのですが、ストーリーにグロ・ゴア表現があるので、万人受けはしづらい作品です。
特にそうした流血表現などが苦手な方は、途中で豹変するゲームの雰囲気に「裏切られた」と感じる可能性があるので、この点は強調しておきたいところです。しかしそうした表現を受け入れられる人にとっては、いろいろなクイズを楽しめるフリーゲームとなっています。
ホラーな雰囲気を3Dで感じたい人には……!
⑩「NoPlayersOnline」は海外の3Dホラーゲームです。「オンラインのプレイヤーはいない」というタイトルから察せられるように、オンラインPvPゲームがモチーフとなっています。具体的には「Capture the Flag(キャプチャーザフラッグ)」というオンラインFPSでは古典的なゲームモードを題材としています。
ホラーとしては中程度の恐怖度で、Jumpscares(ジャンプスケア)と呼ばれる「突然画面全体に顔などが出てきて大音量のSEで驚かす」というタイプのホラー演出はありません。
一部ストーリーを理解するのに英語がわかると納得できる部分がありますが、英語がわからなくてもそれなりに楽しめる作品です。レトロな映像もあいまって、実況などでは扱いやすいタイプかもしれません。
レトロでゴアなホラーゲームをプレイしたい人には!
⑬「FLESH BIRDS」は、残酷描写が強めにきいたFPS視点のホラーゲームです。殿堂入りFPS「Doom」など1990年代ゲームのグラフィックのように2Dと3Dマップを合わせたレトロな雰囲気をわざと演出している憎い作品です。
短いゲームですが、大量発生したカラスのような大量の鳥に襲われ、とても戦い続けられる量ではないと気づいて逃げるに至る様子は、実際に大量の鳥に襲われる追体験をしているような印象を受けます。全体的に映像が暗いのですが、映像が独特なので実況にも使用できるでしょう(ゴア表現を許容できるチャンネルに限りますが)。
海外ゲームなのでやはり英語が気になるところですが、簡単にわかれば問題はありません。ストーリーが文章で語られるところもありますが、それを理解できなくてもゲーム自体は楽しむことができます。
フシギな雰囲気のRPGをまとめて楽しみたい人には!
⑭「Cold sleep boy -妖幽陰陽譜-」は、妖怪のような生物と戦うバトルものRPGです。ゲーム性はRPG、ストーリーの主軸は異能バトル・憑依型バトルです。しかし本作の特徴は、市販のRPGではなかなか味わえない「アマチュア感満載」な雰囲気にあります。
アマチュア感というと否定的に捉えられがちですが、自作されたBGM、妙なところで敬語口調になるやんちゃな主人公、家族を失い居候として引っ越してくるサブ主人公、妖怪ものなのにむしろ人情が光るストーリーなど、本作には不思議な魅力があります。
譬えるなら、友達自作の独特な見た目のお弁当を食べてみたら、レストランなどの料理とはまったく違うけれど妙にすっきり受け入れられる美味しさだった、というような感じでしょうか。固定観念に囚われない人のほうが楽しめるかもしれません。
和風FPSホラーをがっつり楽しみたい人には!
⑮「影廊 -Shadow Corridor-」は、純和風の脱出系FPSホラーゲームです。基本的に逃げたり敵を陽動するしか対策がなく、難易度が高めの作品です。2019年3月にSteamで有料販売された作品であり、その体験版のような形で無料版が現在でもプレイできるようになっています。
無料版は2017年6月に投稿され、海外でも実況されるなど人気のある作品です。かなり実況に向いたゲームだといえるでしょう。しかしゲームを進めていくとやや作業になりがちですので、基本的にはメリハリをつけて実況にしたほうがいいと思われます。
もちろん単にプレイするだけでもホラーゲームとして優秀です。人によっては絶叫するほど怖い作品に感じられるかもしれません。無料版を楽しめたら、Steam版を試してみるのもいいのではないでしょうか。
さいごに
この週の作品は、個人的に海外の3D作品が楽しめました。特に海外のゲーム投稿サイト「itch.io」では、ハロウィンに向けて「PS1グラフィックのホラーゲームを作る」というゲームジャムが開催されていたので、レトロなグラフィックのホラーゲームが豊富でした。
日本のゲーマーにとって海外作品は日本語未対応のものが多いのが難点ですが、そのデメリットを大きく覆すほどおもしろい作品も多いので、海外作品に目を向けてみるのもいいかもしれませんね。