【Steam無料ゲーム】悪魔の女の子でハーレムをつくりに地獄へ行こう! だが死ぬ覚悟は……できているか!? 「Helltaker(ヘルテイカー)」【大人気】

4.0
SS:超オススメ(★★★★)

このゲームに一言キャッチフレーズをつけるとしたら?

ハーレム要素が人気になりすぎてパズル要素の影が薄くなった ある種 不遇のパズルゲ……もとい、ハーレムゲー
このゲームの攻略記事を作りました。ご興味がある方はごらんください。

概要

「Helltaker(ヘルテイカー)」は、海外製のパズルゲームです。地獄でハーレムを作るためにパズルを解いて、女の子を勧誘していく作品です。

左下の手数以内で女の子のもとへ。第1ステージでは、23手以内。

Helltaker(ヘルテイカー)のパズルはステージ制で、ステージごとに決まっている規定の「手数」以内に、女の子の前に行くことでステージをクリアできます。

またもともとは英語の作品ですが、有志の尽力により日本語化ができます

パズルのシステム

パズルパートでは道中には敵がいたり、蹴って動かせるブロックがあったり、牙のようなトゲがついた床があったりします。敵を倒すにもブロックを動かすにもトゲを通るにも、手数を浪費してしまいます。

しかもたとえば敵を倒すときには蹴り飛ばすことになるため、単に蹴るだけでは「敵を1マス移動させる」だけにしかなりません。敵のいる場所を「敵を倒して通る」ときには、壁に敵を叩きつけて倒さないといけません。そのため敵が壁に隣していないときは、倒すまでに壁まで蹴り続けなければならず、かなり手数を浪費してしまいます。

敵を蹴って壁にぶつけると倒せる。手数を多めに浪費する。

そのためパズルとしては、やや難しめだといえるでしょう。初めは手数が多めなので「簡単そう」「意外とイケるかも」と考えてしまうかもしれません。しかしふつうにクリアするのも、パズルゲームというジャンル全体から見ると、難しい部類のゲームだといえます。

また一部ではパズルではなく、避けゲー系のACTステージもあります。だんだんとスピードが上がって攻撃が苛烈になっていくので、かなりスピードを上げて避けないといけません。ここも難易度は高めです。

パズルが苦手で厳しい方は、パズルをスキップしてもいいかもしれません。ステージでメニューを開いたときに、パズルをスキップする機能もあります。スキップを利用して、おおまかなストーリーを見ていくのが手軽でしょう。

しかし実は、このゲームには裏のエンディングがあります。ネタバレとして裏エンディングに行く方法を知らない限りは、各ステージでさらに別の行動をとっていかないといけません。全体的な難易度は高めの作品だといえます。裏エンディングに関するおおまかな情報は、記事の最後にまとめてあります

悪魔の女の子たち

このゲームでは各ステージに女の子がいて、手数の範囲で女の子のもとに行ければステージはクリアとなります。

しかし厳密には、これでステージクリアとはなりません。女の子のもとに辿り着いたとき、会話が発生して2つの選択肢が表示されます。この選択にミスした場合は即死となって、またステージをやり直すことになります。

選択肢は2つだけなので、少なくとも2回ステージをプレイすればその選択肢を乗り越えられます。そのためゲーム性を追加するための選択肢というより、このゲームでの悪魔の女の子たちがどんな性格をしているのかを表現するためのものといえそうです。

これはパズルに挑戦中のヒントも同様で、ヒントにまったくならないただの女の子たちの会話シーンであることが少なくありません。

また選択肢の場合は、間違いの選択肢をえらぶことが実績解除の条件になっていることもあります。その際はわざわざパズルをクリアしなくても、ポーズメニューでパズルをスキップして選択肢をえらぶのがてっとり早いでしょう。

実績は8つ。選択肢ミスや裏エンドなども実績の解除条件。

このゲームの紹介ツイートでは、後半に出てくる女の子についてはネタバレになると考え、その情報は掲載しませんでした。しかしここではある程度 開示できると考えているので、登場する女の子についてまとめておきましょう。

ステージI(1):Pandemonica(パンデモニカ)

地獄の別名「Pandemonium(パンデモニウム)」の複数形が「Pandemonia(パンデモニア)」

ステージII(2):Modeus(モデウス)

目にハート型のハイライトが入っている。しかし悪魔は悪魔。

ステージIII(3):Cerberus(サーベラス)

三ツ頭の番犬「ケルベロス」の英語名。3人1組。

ステージIV(4):Malina(マリナ)

ターン制ストラテジーゲームが好きな女の子。

ステージV(5):Zdrada(ズドラーダ)

ポーランド語で「裏切り」の意味。パーティ好き。

ステージVI(6):Azazel(アザゼル)

なぜか悪魔ではなく天使。しかし油断は禁物。

ステージVII(7):Justice(ジャスティス)

融通のききそうな悪魔。選択肢もわりと簡単。

ステージVIII(8):Lucifer(ルシファー)

ご存知、堕天使「ルシファー」。CEOだけあって、かなり余裕がある。

ステージIX(9):Judgement(ジャッジメント)

テンション高い悪魔。ACTステージはそこそこ鬼畜。

「ハーレムもの」の人気

Helltaker(ヘルテイカー)はハーレムものということもあってか、人気を博しているようです。Twitterをはじめとした色々なところで、このゲームのイラストが投稿されています。

ちなみに「lang:ja」をつけてTwitterで検索すると、日本でのツイートのみを見られます。

日本語訳

Helltaker(ヘルテイカー)は英語のゲームですが、日本語化されています。英語でプレイするより日本語でプレイしたい方は、ぜひお試しください。

同梱されている「れどめいかー.txt」ファイルに、適用のしかたをはじめとした説明が記載されています。

オススメ度

「Helltaker(ヘルテイカー)」のオススメ度は、SSランクです。SSランクは★が4つ(★★★★)、かなり完成度が高かったり稀に見るおもしろさのあるゲームが当てはまります。たとえ好みに合いそうにないジャンルでも、一度は試してみてほしいランクです。

今回このHelltaker(ヘルテイカー)をSSランクにしたのには、ゲームリリース後の「人気」が大きく影響しています。単純に「ハーレムゲーとしての人気」を除外して考えると、Sランクが妥当です。

そうはいってもパズルとしてしっかりしていて、クリア後も悪魔の女の子を口説くのに失敗すれば即死というサブシステム裏エンディングも用意しているという要素など、ゲームとしての満足度は高いといえます。

しかしこのゲームの人気は、あくまで「ハーレム」と「悪魔の女の子」という要素が一番強く、この人気にパズル要素はほとんど影響してきていないと見てとれます。

ゲームの情報

タイトルHelltaker(ヘルテイカー)
開発vanripper
オススメ度SS<超オススメ>:★★★★
リリース日2020/05/11
価格無料
次元2D(2次元)
ジャンルパズル/ACT
特徴ハーレム/キャラ多数/即死/ステージ制/シングル/裏エンド/Steam
視点斜め見下ろし
グラフィックアニメ調2D/デフォルメ2D
操作方法キーボード
言語英語(日本語化可能)
インストール必要
ファイル容量277MB(2020/05/31時点)

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補足

裏エンディングに関する情報

これ以降は、いくらかネタバレの情報を含みます。ご自身の力だけですべてクリアしたい方などは、ご覧にならないようご注意ください。

Helltaker(ヘルテイカー)の裏エンディングは、おおまかに2つの要素が関係してきます。

  1. 特定ステージにある「アルファベットが書かれたブロック」を移動させて、その下にある「Ancient Inscription」をすべて集める。
  2. クリア後のエピローグのシーンで、五芒星のカーペットの上で「ポーズメニュー」表示時に下に記載されている「Ancient Inscription」の方向に従って主人公を移動させる。

この手順をしっかりこなすと、このゲームの案内役である「Beelzebub(ベルゼバブ)」のエンディングを見られます。

最初にBeelzebub見たときに、「女の子になりそう」と思った人は少なくないはず。

この裏エンディングでは特に追加のパズルがあるわけではなく、単にBeelzebubルートのエンディングという扱いなのでしょう。裏エンディングを見るときに苦労するとすれば、「Ancient Inscription」を集めないと、その情報が表示されないところでしょう。

自力でクリアできないという方のために、私がプレイした際のスクリーンショットを掲載しておきます。ランダム化されているなどで、キーのパターンが変わる可能性もありますが、その場合はご了承ください。

↓↑→↑←↓↓←↑↓→↑。五芒星の上でステップを踏もう。

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